今回のラムサール隊は、大沼から遠く離れた宮島沼(美唄市)、ウトナイ湖(苫小牧市)にて2泊3日の宿泊研修を行いました。大沼ラムサール隊7名、マガレンジャー11名の計18名が参加し交流を深めました。
1日目はオリエンテーションから始まり、自己紹介では初めて会う仲間に少し緊張する隊員もいましたが、自然に関するゲームで自然と笑顔や会話が生まれていました。
2日目の午前中は刈り取ったヨシの有効活用方法としてヨシ笛作りを体験し、午後からは水質調査と水生生物調査を行って大沼と宮島沼を比較しました。水質調査ではペットボトルを用いた調査やパックテストでのCOD、NO3の調査を行い、宮島沼の方が若干汚れているという結果になりました。水生生物調査では宮島沼ではウグイ、フナ、ドジョウなどの魚を大沼より多く見つけることができました。
3日目の閉会式では、ラムサール隊から「宮島沼の自然に触れることができてよかった。とても楽しかった。」などの感想があり、マガレンジャーのリーダーからは「お互いの水質を比べたのが楽しかった。今度は大沼へ行きたい。」と互いの感想を述べ研修会は終了しました。
その後、ラムサール条約登録湿地でもあるウトナイ湖へ行き、水鳥を観察し、クイズを通して、水鳥の生態やウトナイ湖の歴史について学びました。
この3日間を通してたくさんの自然に触れ合い、たくさんの仲間と交流をし、隊員たちは大人では気付かないことに気付き、感じることも多かったのではないでしょうか。隊員たちだけではなく引率する私達にとっても大変有意義な時間を過ごすことができました。
お世話になった宮島沼の岡野さん、ウトナイ湖の中村さんありがとうございました。このような交流を続け、ラムサール条約登録湿地の繋がりを深めていけるようこれからもよろしくお願いします。
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